2010年06月10日

小惑星探査機 「はやぶさ」カプセルは工夫満載

小惑星探査機 「はやぶさ」カプセルは工夫満載
6月9日11時10分配信 毎日新聞

はやぶさのカプセル帰還の流れ。JAXAの資料をもとに作成

 地球に帰還する小惑星探査機「はやぶさ」は13日夜、最後の仕事に挑む。

小惑星イトカワの岩石が入っているかもしれないカプセルを、無事に地表に届けることだ。人類が他天体の表面から物質を持ち帰るのは、米・旧ソ連の「月の石」以来で、小惑星からは初めて。過去最速級のスピードで大気圏に突入するカプセルには、宇宙航空研究開発機構JAXA)の創意工夫が詰まっている。

はやぶさ君:人気加速 13日に地球帰還

 はやぶさは13日午後8時ごろ(日本時間)、地球から4万キロでカプセルを分離する。カプセルは直径約40センチ、重さ約17キロで「ふたをした中華鍋」のような形。分離後、地球の引力で加速され、秒速12キロで大気圏(高度200キロ)に突入する。東京−新大阪間をわずか約45秒で移動できるスピードは、彗星(すいせい)のちりを持ち帰った米探査機「スターダスト」(06年)並みだ。

 大気圏突入時、カプセルは最高1万〜2万度の空気に包まれる。単位面積当たりの加熱効果は米スペースシャトルの地球帰還時の約30倍。カプセル開発に携わった山田哲哉JAXA准教授は「過酷な環境を克服するため選ばれたのが『自分を犠牲にして中身を守る』手法」と説明する。

 カプセル表面の材質は、高温と衝撃に強い炭素繊維強化プラスチック(厚さ平均3センチ)。高温になると内層が徐々に溶け、熱を奪いながらガスが発生し、外にもれ出してカプセルを包み込む。その結果、カプセル表面は最高約3000度、内部は50度以下に抑えられる。

 高度約10キロでパラシュートが開き、カプセルは秒速10メートルまで減速してオーストラリア南部ウーメラ砂漠に着地する。明るい流れ星のように夜空に描く光跡と、カプセルが発する電波を頼りに着地地点を推定し、捜索隊が夜明けとともに探索を始める。山田准教授は「残された使命を成功させ、カプセルを地球に無事に届けたい」と話す。【永山悦子】

「はやぶさ」のカプセル、落下位置を限定
2010年6月9日(水)20時7分配信 読売新聞

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 宇宙航空研究開発機構は9日、小惑星探査機「はやぶさ」の最後のエンジン噴射に成功したと発表した。

 はやぶさの地球帰還は既に確実になっていたが、今回の噴射で、小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性があるカプセルの落下位置を豪州ウーメラ砂漠の特定の範囲内に限定できた。

 エンジン噴射は9日午後0時30分から2時間半、予定通りに行われた。

 この結果、カプセルは長さ百数十キロ・メートル、幅数十キロ・メートルの範囲内に落ちることが確実になった。

 噴射終了時点で、はやぶさは地球から188万キロ・メートル離れた付近を飛行中。今後、少しずつ高度を落とし、13日夜に地球に戻る。

 カプセルは着陸の約3時間前に本体から分離され、大気圏内に突入後、パラシュートなどを使って帰還する

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1. ISAS | 小惑星探査機「はやぶさ」MUSES-C / 科学衛星

2. JAXA|小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)
3. はやぶさ (探査機) - Wikipedia
4. はやぶさプロジェクトサイト トップ
5. ISAS | 小惑星探査機「はやぶさ」情報 / 小惑星探査機「はやぶさ ...
posted by リョウママ at 07:38 | 秋田 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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